業務システムって何でもいいんです

世の中にはたくさんの業務システムがあります。会計システム一つとっても数十社以上ありますが、その中から自社にあったシステムを見つけるのは、日々の業務をやりつついろいろなメーカーの話を聞いて機能の確認をして、見積をもらってその情報をまとめて会社に報告する。

会社の意図と合わないシステムだと選定からやり直しなど、非常に手間の掛かる事ですが、会社の基盤を整えるためには非常に重要な事かと思います。

正直なところ業務システムはお客様の必ずやりたいご要望が叶うものであれば何でもよいと考えています。

私たちは長年この業界に身を置いて思ったことがあります。

それを下記にてお伝えしたいと思います。

業務システムの意味

業務システムといってもたくさんありますよね。

前段でも記載させていただきました、会計システムや、給与、勤怠、人事、労務、販売、在庫、資産、グループウエア、ワークフローシステムなど、バックオフィスに関わるサービスは数多く存在します。

業務システムを導入することでのメリットはたくさんあります。

業務効率の向上: 業務システムは、作業プロセスを自動化し、タスクの効率を向上させることができます。これにより、作業時間が短縮され、生産性が向上します。
情報の正確性と一元管理: システムを利用することで、データの一元管理が可能になります。情報が正確で一貫性があり、重複やエラーが減少することで、業務の品質が向上します。
意思決定の迅速化: リアルタイムで最新のデータにアクセスできるため、管理層は迅速に意思決定を行うことができます。これにより、市場の変化や競合の動向に対応しやすくなります。
顧客サービスの向上: 情報の正確性や効率向上により、顧客サービスも向上します。顧客情報へのアクセスが容易になり、迅速な対応やカスタマイズされたサービス提供が可能となります。
コスト削減: 自動化により、人的ミスや手作業によるコストを削減できます。また、在庫管理や課金システムの最適化なども効果的にコストを削減する要因となります。
法令順守とセキュリティ向上: 業務システムは法令順守に対するサポートや、データのセキュリティ強化が可能です。これにより、法的なコンプライアンスを守りつつ、機密情報を守ることができます。
柔軟性と拡張性: 変化する業務環境に対応するために、業務システムは柔軟性と拡張性を提供します。新しい機能やモジュールの追加が比較的容易で、システムをアップデートしやすくなります。

以上、他にも多くのメリットがあります。

ただこれだけのメリットがあるにも関わらず活用できている企業様はどれだけ存在しているのでしょうか？

システムは魔法のツールではない

とても便利な業務システムですが、間違えてはいけないのはシステムは魔法のツールではありません。

「このシステムを導入すれば業務が簡素化する」「このグループウエアを導入すれば社員同士のコミュニケーションが図れる」「ＥＣサイトの導入したので売上向上」など、システムを入れる事で、社内の要望がすべて叶うと思われている企業様も少なくないと感じています。ここでお話したいのは業務システムは魔法のツールではなく「人」なのです。

とても素晴らしいシステムを入れても動かす「人」の教育が必要不可欠なのです。